そう思ったことはありませんか?
筆者は何度も思いました……。
自分の家計管理方法に自信がなかったからです。
他の人のやり方(それも、貯金ができている人のやり方)が分かれば安心しますよね。
でも、「あなたの家計管理方法を教えて!具体的な金額もお願い!!」なんて、とても知り合いには聞けません。
そこで、この記事では筆者oyabu家の家計管理ルーティーンを紹介していきます。
毎月の収入と貯蓄の金額も公開するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 家計管理をスタートしたいけど、具体的な始め方が分からない。
- 自分の家計管理方法に自信がない。
- 共働き夫婦の、実際の家計管理ルーティーンが知りたい。
- どうやって貯金をしたらいいか悩んでいる。
oyabu家の紹介
まずは、わが家の家庭状況をまとめておきます。
あなたのお家と似ているところも多いかもしれません。
くらべてみてください。
仕事:夫婦共働き(ふたりとも正社員)
年齢:oyabu→20代後半、夫→30代前半
住居:首都圏在住。賃貸マンション暮らし
車:なし(移動は徒歩、電車、必要ならレンタカー)
子供:なし
貯蓄:0円→結婚して3年で450万円
oyabu家の収入と貯蓄
次に、現在(2022年9月)のoyabu家の収入と貯蓄の状況を紹介します。
1か月の収入(手取り)
会社の給料から、税金等を差し引いて手元に残る金額(手取り)はこのようになっています。
夫:約26万円/月
oyabu:約17万円/月
合計:約43万円
※現在はこの金額ですが、もし子供ができた場合は育休・産休・時短勤務をとる予定です。
その場合、筆者の収入は月12万くらいになると予想しています。
1か月の貯蓄
oyabu家では、1か月の手取り収入の中から毎月定額を貯蓄に回しています。
その金額がこちらです。
貯金:5万円/月
運用(IDECO、つみたてNISA):3万円/月
積立保険:1万円/月
合計:9万円
これとは別に、ボーナスの7割を貯金に回しています。
日本の平均収入と貯蓄率
oyabu家の手取り収入と貯蓄について見てきましたが、日本人の平均はどのくらいなのでしょうか?
収入・貯蓄それぞれについて、調べてみました。
日本人の平均給料
国税庁のデータによると、日本人の平均年収は433万円です。
内訳はこちら。
平均給料・手当:369万円
賞与:65万円
上記は【額面】の金額になります。
厚生年金などの税金を引いた【手取り】は、額面の75%~85%だと言われています。
そのため、大体の手取り年収はこうなります。
369万円 × 75%~85% =276~313万円
⇒約23万~26万円/月
日本人の平均貯蓄率
内閣府のデータを見てみると、家計貯蓄率の平均は13.1%です。
令和元年と比べて、貯蓄率が大きく上がっているのが読み取れます。
平均とoyabu家の比較
日本人の平均給与と貯蓄額が分かったところで、oyabu家と比べていきましょう。
月額給料(手取り)
- 夫はちょうど平均
- 筆者は平均よりかなり下回っている
(平均:23~26万円、夫:約26万円、筆者:約17万円)
貯蓄率
- oyabu家の貯蓄率は約21%で、平均を上回っている
- ボーナスも7割ほど貯金しているため、平均と比べると貯蓄はできている
次からは、oyabu家がこだわった家計管理のポイントや、ルーティーンを紹介していきます。
oyabu家の家計管理ルール
家計管理をはじめた時に、筆者が大切にしていたことがあります。
それは、「ふたりが納得する方法で、無理のない範囲で貯金をしていく」ということです。
Oyabu家では、自分たちの生活スタイルに合わせて、ルールを作ってお金を管理しています。
具体的に説明していきますね。
家計管理は、ふたりの生活スタイルに合わせて行う!
身の丈にあった暮らしをすることは大前提ですが、お金のことで夫婦の仲が悪くなっては元も子もないと思いませんか?
筆者が家計管理をはじめて1番最初にしたことは、ふたりの「生活する上での特徴」を書き出したことです。
Oyabu家の特徴
- 個人で自由に使えるお金が欲しい(お小遣い制には抵抗がある)
- パートナーに具体的な年収は知られなくない
- 将来のために貯金はしっかりしたい
- お金が原因で、心にゆとりのない生活はしたくない
夫と話し合い、上の4つを「譲れないポイント」にして、家計管理をはじめました。
家計管理方法を決める
譲れないポイントが分かると、自分たちにどんな家計管理方法が向いているかも見えてきます。
Oyabu家では、「毎月定額ずつ、共有口座にお金を入れて管理する」方法を選びました。
イラストにしてみると、こんな感じです。
共有の口座を作り、その中で生活費のやりくり・貯蓄をしていきます。
毎月決まった金額を共有口座に入れますが、手元に残ったお金はそれぞれが自由に使えます。
そのため、「ある程度自由にお金を使いたい」筆者夫婦にはぴったりでした。
ふたりが納得できるルールを決める
家計管理の方法が決まったら、次はルールを決めました。
決めたこと①|毎月の負担金額
まず決めたのが、「いくらずつ生活費を負担するか」ということです。
oyabu家の1か月の収入をお伝えしましたが、筆者と夫の給与には、毎月約10万円の差があります。
そこで給与の差に合わせて、このように負担割合を分けてみました。
夫6割:筆者4割(手取り 約26万円:約17万円)
※ボーナスは含まずに計算しています
毎月必要な生活費・貯金額の6割を夫、4割を筆者が負担する計算です。
決めたこと②|家計管理で大切にしていくルール
毎月の負担割合を決めたら、次はルールを決めました。
ふたりで決めたルールはこんな感じです。
- ふたりで使ったお金(外食など)は、共有口座から出す
- 個人の保険などは、それぞれのお小遣いから(携帯代も含む)
- 給料日に、決まった金額を必ず共有口座へ入金する
ふたりに関係する出費は共有口座で管理、ひとりだけに関係する出費はお小遣いで管理します。
こうすることで、それぞれが節約の意識を持てるようになり、管理もラクチンです♪
実際にやっている!家計管理ルーティーンを紹介
貯金をするために大切なことは、家計管理のルーティーン化です。
お金の管理を日常の一部にすれば、確実に貯金ができます。
実際にoyabu家でやっているルーティーンを見ていきましょう。
準備するもの
Oyabu家の家計管理に必要なものはこちら。
- 共有口座2つ(生活費用、貯金用)
- 生活費口座のクレジットカード
- 共有口座の通帳(引き落としの明細が確認できるもの)
- 公共料金の明細
- 買い物レシート
- 口座管理アプリ(夫婦で共有できるものが望ましい)or家計簿
共有口座
共有口座は、生活費用と貯金用でふたつ持っています。
ひとつでも良いですが、間違えて貯金を使ってしまうリスクがあるため、oyabu家では口座をふたつ作りました。
生活費口座のクレジットカード
買い物は基本的にクレジットカードを使います。
使った金額がネットで確認できるため、現金よりも管理がしやすいです。
残高の計算も簡単!
クレジットカード会社によっては、使うたびにポイントが貯まるところもあるので、お得に買い物ができちゃいます。
口座管理アプリor家計簿
Oyabu家ではZaimという家計簿アプリを使っています。
アプリだと、どこにいてもすぐにお金の流れを確認できるので、紙の家計簿よりも重宝しています。
Zaimでは、毎月の予算が設定でき、予算に対してどれだけ使っているかが一目で分かるようになっています。
また、複数のデバイスでアカウントを共有できるので、夫婦で協力して家計管理することができます。
毎月の家計管理ルーティーン
ルーティーン①|給料日
給料日には、夫婦それぞれの手取りから、決まった金額を共有口座に入金します。
生活費用口座、貯金用口座の両方にお金を入れることを忘れずに。
ルーティーン②|月初め
今月の予算を確認します。
基本は毎月同じ金額ですが、前月にお金を使いすぎている場合もあります。
その時は、今月の予算を少なめに設定しています。
ルーティーン③|(できれば)毎日
お金を使ったら、レシートを見ながら家計簿アプリに入力していきます。
毎日することが望ましいですが、時間がなくて難しい日もあるので、週末にまとめて入力することも……
入力が終わったレシートは捨てても大丈夫◎
ルーティーン④|2週間に1度
クレジットカードの明細を確認し、家計簿アプリに入力漏れがないかチェックします。
クレジットカード会社のほとんどは、スマホアプリで利用明細が見れるようになっているかと思います。
筆者は入力漏れが多いので、この作業は欠かせません。
ルーティーン⑤|月末(とても大事)
予算に対していくらお金を使ったかを確認します。
ルーティーンの中で、この作業が1番大事です。
家計簿を見ながら、無駄な支出はなかったか念入りにチェックします。
(外食は多すぎなかったか、使わない物を買わなかったか等)
しっかり振り返りをして、必要であれば翌月の予算を増やしたり減らしたりします。
まとめ
この記事では、筆者であるoyabu家の家計管理ルーティーンを紹介しました。
- 収入の状況を把握する。
- 夫婦の理想の生活スタイルを話し合う。
- お金の管理方法を決める
- 管理のためのルールを決める
- 給料日に共有口座にお金を入れる
- 1か月の予算を決める
- 家計簿をつける
- 家計簿に記載漏れがないかチェックする
- 1か月のふりかえり
慣れるまで数か月かかりましたが、いつの間にか当たり前の作業として生活になじんでいきました。
お金の管理をしっかりしているので、確実に貯金もできています。
あなたも、自分たちに合った家計管理ルーティーンを探してみてください!
自分たちにぴったりの予算が知りたい時は、こちらの記事もご覧ください